海外キャリア

海外フリーランスは孤独との闘いでもあるという話

最近自由を求めて海外フリーランスを目指す人が増えています。

日本のストレス社会から逃れて、自分らしく海外で輝くフリーランス…

そんなイメージが強いかもしれません。

しかしキラキラした側面とは別に、実は海外フリーランスにはものすごい「孤独」な側面もあります。

海外フリーランスになりたい!という人は、この「孤独な側面」についても知っておいた方がよいと思います。

私の周囲でもこの孤独に耐え切れずに帰国をする、という人が増えています。

目次

海外フリーランスが必ずぶつかる孤独

海外フリーランスといえばどういうイメージを思い浮かべますか?

  • 日本人ならではの嫌な付き合いやしがらみがない
  • 素敵なカフェや海辺でマイペースに仕事

などキラキラしたイメージが多いかと思います。

 

ほぼすべての仕事がリモートワークのため、面倒な人付き合いはないでしょう。

同僚との飲み会や顧客との会食なども皆無です。

オフィスに行く必要もないので、毎日自分で働く場所を選べるかもしれません。

 

これらのイメージは確かに「事実」として当てはまります。

ただ、これが継続的に続くことが「メリット」であり続けるか?というと、そうでもありません。

人によっては…というよりけっこう多くの人が「孤独」にぶつかります。

日本での孤独とは比較にならない、海外での孤独です。

これ、人によっては本当に耐えられないので絶対に知っておいた方が良いですよ。

 

仕事もプライベートも日本語がない本当の孤独

「フリーランス 孤独」と検索するとたくさんの記事がひっかかります。

オンラインで完結する仕事でフリーランスになってしまうと、本当に人と触れ合うことがなくなってしまうんですよね。

海外でフリーランスになる場合はほとんどの場合がWeb系の仕事に従事することになります。

つまり「オンラインで完結する仕事」です。

海外でこれをやると、人は真の孤独に出会えます。

端的に述べると仕事もプライベートも完全なる孤独に包まれます。

 

まず、日本のオンライン系フリーランスと同じように「リアルな人間」に仕事で触れ合うことが無くなります。

日本の場合は「フリーランスの孤独を解消しよう」という動きが結構活発で、「コワーキングスペース」でフリーランス同士のつながりを強化する動きなどもあるようです。

もちろん海外にコワーキングスペースはたくさんありますし、同じような取り組みは開催されています。

しかし、言葉もろくに通じない、文化背景も違う異国でガンガン一人で飛び込んで行ける人なんてどこにいるのでしょうか?

それができる人はたぶんフリーランスの道を歩んでいないと思います…。

 

さらに海外フリーランスの辛いところは「プライベート」での孤独でしょう。

まず海外なので昔ながらの友人はいません。

もちろん同僚もいない。

また、海外には「県人会」や「趣味の会」など日本人同士のコミュニティというものがありますが、ほとんどが駐在員で構成されているためフリーランスの方が参加しても話が合いません。

さらに海外なのでニュースやトレンドなど日本の話題も入ってこなくなります。

かといってフリーランス&言葉も不自由なので現地の話も入ってこなくなります。

インターネットという情報にあふれた世界に浸りながらも、情報から隔絶されるような状況になります。

私も過去に経験があるのでわかりますが、この「日本語から隔離された状態」はかなりの孤独です。

 

「プロジェクトへの参加」がとても大事だと思います

アメリカやシンガポールなど「多国籍が大前提」になっている国は別なのかもしれませんが、ただでさえ海外生活では外国人として孤独を感じやすいものです。

そこにさらにフリーランスとしてに孤独が入ってくると…うーん、恐ろしい。

もともとフリーランスとして来ていた人も、現地採用から流れるようにフリーランスになった人も、筆者の周りではけっこう「帰国」する人が増えてきました(※)。

※海外に5年以上滞在しているので一つのサイクルが見えているのだと思います。

「何のためにここにいるのかわからなくなった」

「ここに居続けるのが正解だと思えなくなった」

この状態になると、確かに海外にいても意味がなくなります。

彼・彼女らが家族や友人のいる母国に帰るのは自然なことだと思います。

 

唐突な話ですが、この孤独感を解決するのは「プロジェクトへの参加」なのかなぁと思っています。

外国人としてマイノリティな立場であっても、仕事のプロジェクトを通じて現地人とチームとして働けば共有できることがあります。

海外フリーランスでも、現地企業のプロジェクトに参加したり、海外フリーランス同士で何かサービスやメディアを作ってみたり、やりようはあるでしょう。

 

人間が生存競争で勝ち抜いたこれたのは「社会性」があるからです。

人とも社会とも接点がなくなってしまうと、生存本能的に厳しいものがあるのだろうなぁ、と感じます。

「他人と何かを一緒に取り組み、分かち合う」

色々な働き方ができるようになった今こそ、再度意識しておいた方が良いのかもしれませんね。

 

まとめ

こんな話を書いていると、自分も大丈夫か?と心配になってきました。

まぁ私の場合はまさに「複業」をしており、

  • 現地企業の会社員(外国人同僚あり)
  • 日本企業の会社員(日本人同僚あり)
  • 個人事業主(孤独…だけど嫁が会話相手)

という状態なのでまだなんとかなっているのかもしれません。

ただでさえ孤独なフリーランス。

海外でやるならば、日本以上に孤独とどう付き合っていくかを考えておいた方が良いと思います。

もちろん、海外ならではの素敵なこともたくさんあるのでお忘れなく。

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