副業

フリーランス活動・副業するなら登録必須!「守り」の無料サービス3選

個人事業主なら登録必須な無料サービス3選

フリーランス活動を開始すると、ついつい「攻め」にフォーカスしがちです。

早く売上を立ててウハウハな生活したい…という気持ちはわかります。

ただ、「法人」と比べて立場の弱い「個人」だからこそ「守り」の部分、つまりはバックオフィス的な部分をカバーしておくべきです。

フリーランスの方はもちろん、本業とは別に本格的な副業を展開する場合も同じです。

この記事では「個人での事業活動」を開始する方に向け、登録しておいてほしい守りの無料サービスをご紹介します。

具体的には「法務」「保険」「会計」のサポートサービスです。

目次

無料利用可能!なバックオフィス業務支援サービス

【法務】クラウドサイン

クラウドサイン

クラウドサインはオンラインで完結できる契約書締結のためのサービスです。

面倒な契約内容の修正・確認、捺印や署名、送付の手間を割愛し、すべてオンライン上で完結することができます。

フリーランスの場合は無料で利用することが可能。

無料利用だと月5本までの制限がありますが、個人であれば十分な量です。

 

「契約書なんて必要?」と思われたかもしれませんね。

フリーランスだと「口約束」で仕事を進めてしまう人もいますが、立場の弱いフリーランスだからこそ「契約」はしっかりとやっておいた方がいいです。

いざという時に守ってくれるのは契約書です。

また、最初に契約を結んでおくことで、良い意味で顧客企業へのけん制にもなります。

もし顧客企業が契約を嫌がるようであれば、取引は見合わせた方が良いかもしれませんよ。

たとえ相手がフリーランスであろうと、ビジネスで契約を嫌がる企業にまともな企業はありません。

 

ということで、契約締結の手間をスマートに削減してくれるクラウドサインは登録しておいて損はないサービスです。

印刷して郵送し合うよりも圧倒的に楽です。

クラウドサインの無料登録はこちら

 

【保険】Freenance(フリーナンス)

フリーナンス

フリーナンスは「保険」と「即日払い」の機能がついたフリーランス向けの無料サービスです。

「保険」はいわずもがな、「万が一」のトラブルが起きた際の保証をしてくれます。

「即日払い」は、資金繰りを早めたい時に発行済の請求書をフリーナンスがあなたから買取り、顧客からの振り込み前に現金を振り込んでくれる仕組みです。

 

両方ともありがたいのですが、特に「保険」サービスは超重要。

個人で仕事をしていると、自分に過失がなくとも巻き込まれる形で「事故る」ことがあります。

例えば、メディア運営をする私の知人(仮にT氏とします)でこういう経験をした人がいます。

T氏は企業から委託を受け、メディア運営のディレクションを担当。

実際の記事執筆はフリーのライターさんを複数活用して回していました。

ある日、いきなり海外の弁護士事務所から「著作権違反」のメールを受信。

どうやら過去にライターから納品された記事内の写真が、著作権に引っかかっていた様子。

数十万円相当(実際はUSD)の請求を求めますよ、という内容でした。

T氏の場合、幸いにも委託元が海外法務に強く、T氏との関係もすこぶる良好だったため助けてもらう形で事なきを得ました。

が…、もし委託元が全責任をT氏にぶつけていたら…と考えると本当に恐ろしい話です(実際やろうと思えばできた話です)。

 

企業と個人を比較すると、どうしても個人の立場は弱い…でも、個人を守るようなサービスは今までほとんど無かったんですよね。

 

フリーナンスは「フリーナンス振込専用口座」を開設すれば会員として登録され、保険が自動適用され始めます。

保険の掛け金はなく、無料で保険に加入することになります。

何かしら個人で仕事を受ける可能性がある人は、すべからく入るべき神様のようなサービスです。

FREENANCEの無料口座開設はこちら

「即日払い」を利用する場合は所定の手数料がかかります。また、日本居住者を想定したサービスなので、日本に居所が無い方は登録することができません。

 

【会計】Freee(フリー)

会計freee

Freeeは中小企業や個人事業主向けに開発された、クラウド会計管理ソフト。

日々の会計管理から、請求書の発行、さらには確定申告用の書類作成まで…「一番面倒な作業」をこのサービス一つで対応してくれます。

最近はAIの導入にも積極的。

クレジットカードや銀行口座と同機したデータの自動振り分けはもちろん、レシート撮影からの自動入力までできるようになりました。

 

無料でお試しができ、その後無料で使い続けることもできます。

ただし、無料で利用し続ける場合は「データの入力・閲覧が直近30日分のみ」という制限がつきます。

フリーランス活動を副業的に開始し、売上や経費をざっくりと把握しておけばOK!という程度であれば無料でも使えます(実際に筆者は初期に無料で使っていました)。

フリーランスとして完全に独立し、確定申告まで見据えてデータ管理をしたい、という場合は有料化が必要です。

まずはお試しで無料利用してみて、必要に応じて切り替えてください。

freeeへの無料登録はこちら

 

特にバックオフィス系管理業務はサービス利用で効率化

経営に攻めと守りがあるように、フリーランスでも攻めと守りがあります。

副業でも個人で仕事を受託する場合は同じ。

 

そして案の定ですが守りは手薄になりがちなんですね…。

ただ、長生きしているフリーランスの方はすべからく守りも強い方々が多い。

 

幸いにもインターネットの恩恵で便利なサービスが毎年タケノコのように登場しています。

面倒な守りの作業はできるだけツールに任せつつ、攻めも守りもバランスの良くフリーランス活動を展開しましょう。

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